超パソコン入門 ホーム > ファイル・フォルダ操作の基本

ファイル・フォルダの基本

ファイルやフォルダの意味が分からない方は、パソコンのハード・ソフト・ファイル・フォルダのページへ

 このページのメニュー 下のメニューから閲覧したい項目をクリック!同じページの下の項目へ移動

ファイルやフォルダが選択されている表示 ファイルが選択されている表示はどうなっている?
ファイル・フォルダの選択方法 ドラッグやキーボードのキーを使ってファイルを選択する
新規フォルダ作成 パソコンがファイルで溢れて、整理・整頓されていない
ファイル名・フォルダ名の変更 パソコンがファイルで溢れて、整理・整頓されていない
ファイル・フォルダの移動 同じフォルダ内にファイルを移動する
フォルダ内の移動の仕方 フォルダ内でウィンドウを閉じないで移動する
ファイル・フォルダの削除 要らなくなったファイルフォルダを削除する
クリック or ダブルクリック? クリックするときに迷う
パソコン操作でやってはいけないこと 砂時計マークが表示されているのにクリックしていませんか?

ファイルやフォルダが選択されている表示

『ファイルやフォルダを移動したり、コピーしたり、削除するなどファイル操作での基本は、まず ファイルやフォルダを選択する といこと』

そして大事なポイントは、操作するファイルやアイコンが選択されているかどうかのアイコン表示の違いをちゃんと理解するということです。パソコン表示にはちゃんと意味がありますので、その違いを理解しましょう。

◇ 選択されているファイルのアイコンは? → 案内状(ワードファイル)

◇ 選択されていないファイルのアイコンは? → それ以外のファイルやフォルダ(書類フォルダ、暑中見舞いサンプル、売り出しちらしのワードファイル)

案内状というワードのファイルアイコンが少し青くなって、文字が白く反転しています。

フォルダ・ファイルの選択方法

『ファイルやフォルダの効率的な選択方法には基本3つ』

選択の仕方を知って、操作の効率をあげましょう。

◆基本0 ひとつのファイルまたはフォルダを選択する場合

選択したいファイルまたはフォルダアイコンをクリック

◆基本1 すべてのファイル・フォルダを選択する場合

画面右上の「すべて選択」ボタンをクリック

あるいは、 Ctrlキーを押しながら、Aキーを押す

Vista独自の操作

「整理」ボタンをクリックし、「すべて選択」をクリック <フォルダ内のファイルがすべて選択されました>

Vistaの画面

◆基本2 連続しているファイル・フォルダを選択する 

ドラッグして選択する

  1. 「画像」フォルダの左斜め上あたりでクリックし、そのまま引きずって「ワード書類」フォルダの右下まで
  2. 点線の枠ができたら、指を放します

注) ドラッグのし始めは、アイコンにかからないようにします

ドラッグの仕方のポイント図

Vistaの画面

祭りポスター、祭りポスター2、祭りポスター3をドラッグで選択します <「画像」と「ワード書類」2つのフォルダが反転表示つまり選択された>

画像とワード書類フォルダが選択された図

Shiftキーを利用して選択する

ファイルの並びの図

例) ワードファイルの「お祭り」から「フリーマーケット」までのファイルを選択する場合

  1. 選択する先頭のファイルまたはフォルダをクリックして選択する
  2. 選択する最後のファイルまたはフォルダの上にマウスを移動させ、Shiftキーを押しながらクリック

シフトキーで選択する方法の図

<以下の図のように選択されます>

連続ファイルが選択された図

◆基本3 とびとびの一部のファイル・フォルダを選択する

Ctrl キー を押しながら、ファイルやフォルダを選択する

逆に選択された状態のアイコンを Ctrl キーを押しながらクリックすると、選択が外れます

フォルダサンプル図

◆ 選択を外す

※1 他のファイルのアイコンをクリックして選択すれば、選択されていたファイルのアイコンの選択は外れます

※2 選択を外すには、アイコンのないところで、クリックすればすべての選択は外れます

※3 Ctrlキーを押しながら選択されたファイルをクリックすると、そのファイルの選択が外れます

◆ 3つの基本を組み合わせる

『これら3つの方法を一つだけで利用するのではなく、組み合わせて使うと便利に選択が行える』

例) 100個のファイルのうちの97個のファイルを選択する場合

まず、すべてのファイルを選択します

選択しない3個のファイルをCtrlキーを押しながらクリックして選択を外す

例) 100個のファイルのうちの連続した49個のファイルととびとびにある3個のファイルを選択する場合ドラッグして49個のファイルを選択します

Ctrlキーを押しながら、3個のファイルをクリックします

例) 100個のファイルのうちの連続した49個のファイルと5個の連続したファイルを選択する場合

ドラッグして49個のファイルを選択しますCtrlキーを押しながら、5個のファイルをドラッグします。

新規フォルダの作成 右クリック操作

ファイルが増えてきたら、フォルダを作って整理整頓します

  1. フォルダを作成したいドライブやフォルダを開く
  2. 何もない白いキャンバスの上で【右クリック】<デスクトップの場合は何もないところで>
  3. 【新規作成】 →【フォルダ】をクリック <フォルダが作成される>
  4. 右クリックメニューから新規作成の図

    「ホーム」タブの「新しいフォルダー」ボタンをクリック

    Vista独自の操作

    「整理」ボタンをクリックし、「新しいフォルダ」をクリック

    新しいフォルダの図

  5. 青い帯がかかっている状態で Backspace キーを押し、「新しいフォルダ」の文字を消す
    (そのまま入力してもOK、文字が入力した文字に入れ替わります)

  6. フォルダの図

  7. 半角/全角 キー を押して日本語入力で分かりやすいフォルダ名を入力する
  8. フォルダ名を入力、確定(下線がついていない状態)
  9. 必ず、もう一度 Enter キー を押して、アイコン全体を青いアクティブ状態にします

画像フォルダの図

※ フォルダはどこにでも、いくつでも、作成することができます

このページのトップへ

ファイル名・フォルダ名の変更

フォルダを作成したあとでも、名前は自由に変更できます

1.名前を変更したいファイルまたはフォルダの上で右クリック

2.一覧の「名前の変更」をクリック

フォルダ右クリックの図

Vista独自の操作

「整理」ボタンをクリックし、「名前の変更」をクリック

3.下の図のようになるので、その状態のまま入力しなおす

フォルダの図

4.入力後、 Enter キー で確定 (下線がついていない状態)

5.必ず、もう一度 Enter キー を押して、アイコン全体を青いアクティブ状態にします

フォルダ名画像の図

◇ ファイル名に使えない文字

使おうとすると下の図のように表示されます

注意表示の図

\/:*?"<>| (いずれも半角英数)

左からスラッシュ(めのキー)・円マーク・コロン(け)・二重引用符(ふ)・アスタリスク(け)・クエッションマーク(め)・より小さい(ね)・より大きい(る)・縦線

ファイルやフォルダの移動

※ Vistaでも同じ操作で行なえます

新規フォルダを作成したら、ファイルをフォルダに移動させます

◆ 同じフォルダにある新規フォルダにファイルを移動する場合

  1. 3つのファイル全体を覆うようにドラッグ <アイコンが青く反転する>
  2. 選択したアイコンをフォルダの上に覆うようにドラッグする <図の例は、「書類」と名前が付けられたフォルダ>
  3. 「書類」フォルダが青く反転したら、指を放す

ファイルをフォルダに移動の図

Vistaの画面

例えば、デジカメで撮った画像ファイルは「画像」へ、ワードファイルは「ワード書類」と付けたフォルダへ移動させます

画像ファイルと文書ファイルは同じフォルダに入れないようにしましょう!

フォルダ内の移動の仕方

たくさんのファイルを保存していくと、それに伴ってたくさんのフォルダを作成します。フォルダの中にジャンル分けをしたフォルダをたくさん作成したりもします。フォルダ内を移動するのに、フォルダをいちいち開いては閉じて、また開いて閉じてでは非効率です。フォルダ内の移動の仕方を知っておきましょう。

下図Aの例は、「サンプル」フォルダにあるフォルダの中を移動する方法です。

「サンプル」フォルダの中に3つのフォルダ(ワード書類・ワード年賀・画像)があり、その各フォルダの中にも、それぞれ2つまたは3つのフォルダがあります。

この下図Aにならってフォルダを作成し、フォルダ内の移動の実践をしてみましょう。

図A

3階層フォルダの図

「サンプル」フォルダを開きます

図B

フォルダサンプル図

「ワード書類」フォルダを開きます

図C-1

フォルダサンプルちらし・ポスターの図

「ポスター」フォルダを開きます<図D>

「ポスター」フォルダには、「サマーフェスティバル」と「花のフェスティバル」という2つのワードファイルが入っています。

ここで、この「ワード書類」フォルダの「ポスター」フォルダ内ではなくではなく、「ワード年賀」フォルダの中にあるファイルだった場合、下図のように「上へ」と表示される緑の上向き矢印ボタンをクリックして、図Aまで戻ります。

または「←戻る」ボタンでもOK

図D

フォルダサンプル上への図

そして「ワード年賀」フォルダを開きます

図C-2

フォルダサンプル2007亥・2008子の図

では、またここから「画像」フォルダを開いて、下図の「イラスト」フォルダ<図C−3>までたどり着くにはどうしたらよいでしょう?

図C−3

フォルダサンプルイラスト・花写真・メール壁紙アニメフォルダの図

◆ フォルダ移動のまとめ

ひとつ上の階層に移動する方法

注) 一度はフォルダを開かないと、「上へ」の移動はできません

フォルダサンプル上への図

Vistaの場合

Vistaの場合の図

一つ前に戻る方法 

注) 一度はフォルダ内を移動しないと、戻ることはできません

フォルダサンプル戻るの図

戻るところを指定する

注) いったんフォルダを閉じると、指定することはできません

フォルダサンプル戻るの三角ボタンの図

Vistaの画面

ひとつ先に進む

注) 一度はフォルダ内を戻らないと、進むことはできません

フォルダサンプル進むボタンの図

進むところを指定する

注) いったんフォルダを閉じると、指定することはできません

フォルダサンプル進むボタン一覧の図

このページのトップへ

ファイル・フォルダの削除

1. 削除したいファイル・フォルダの上で「右クリック」 <一覧が表示される>

フォルダの上で右クリック一覧図

2. 「削除」をクリック <削除の確認画面が表示される>

または、要らないファイル・フォルダをゴミ箱アイコンの上にドラッグ

3. 「はい」をクリック <「ゴミ箱」に入って、削除完了>

削除確認画面の図

Vistaの画面

クリック or ダブルクリック?

「クリックですかそれともダブルクリックですか?」とよく聞かれますが、その違いは?

ダブルクリック

何かの画面を開いてアイコンからフォルダ・ファイルを開くとき

アイコンからドライブやディスクを開くとき

ドライブアイコンの図
左から、DVDまたはCDドライブ、リムーバブル(USBメモリやデジカメのメモリ)ディスク

クリック

メニューボタンを実行するとき

メニューボタンの図

ツールボタンや【OK】【はい】【キャンセル】ボタンを実行するとき

閉じるボタンの図 OKボタンの図 キャンセルボタンの図

スタートボタンやスタートメニューの項目を実行するとき

メニューボタンを押したときの一覧の図

画面のタブを選択するとき

画面タブの図

右クリックなどで表示された一覧の項目を実行するとき

図の上で右クリック

※ クリックの設定を変えている方は上記の内容には当てはまりません

どうしても違いが分からなかったら、一度クリックして開かなかったら、ダブルクリックをしてみましょう!

このページのトップへ

パソコン操作でやってはいけないこと

■ パソコンを終了させるとき

やってはいけないこと

『ワードやインターネットを閲覧ソフトなどを起動させたままパソコンを終了しない』

終了させる場合必ずデスクトップ画面上に何もウィンドウが開いておらず、なおかつタスクバー(一番下の長い棒)にソフト名が表示されていない状態にしてから、終了手順に入りましょう。

下図:ワードと「マイコンピュータ」フォルダが開いた状態

タスクバーの図

タイトルをクリックするとウィンドウが再表示されます。ワードは必要な文書なら保存して、「マイコンピュータ」はそのまま閉じましょう。

■ ファイルの取り扱いについて

やってはいけないことと言うよりは、できません。ファイルを編集操作のできるソフトで起動しているとき、「コピー」「移動」「切り取り」「名前の変更」などはできません。

■ 何か操作しているとき

砂時計のマークが出ているとき、キーボードのキーを押したり、あるいはマウスをクリックするのはやめましょう。

砂時計の図

Vistaの場合 くるくる回る輪

Vistaのマウスポインタ

砂時計のマークが表示されなくなるまで、じっと待ちましょう。ただし、いつまでたっても消えない場合はフリーズした可能性があります。

超パソコン入門 ホーム > ファイル・フォルダ操作の基本